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海外レース他 ニュース

投稿日: 2016.12.09 11:50
更新日: 2016.12.09 11:55

豪州SC:撤退を決めたボルボとチーム側が裁判沙汰。12月13日に連邦裁判所調停へ

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海外レース他 | 豪州SC:撤退を決めたボルボとチーム側が裁判沙汰。12月13日に連邦裁判所調停へ

 ボルボとポールスター側は、このスーパーカーのために開発した共通フレームを含む専用モデルのS60と、ヤマハと共同開発した“B8444S”のコードネームを持つ5リッターV8エンジンを買い戻す契約条項を実行したいという希望を持っている。

 一方のGRM側はシアン・レーシングが開発したエンジンを買い戻す要望には同意しているものの、共通フレームを使用したシャシーの使用継続を求めている。

 ロジャース兄弟は2017年シーズンにチームがボルボのシャシーを使用し、レースを戦うことができれば、それ以上の措置は取らないと主張している。

「我々はボルボでレースを戦っている。ここから他の(マシンを)準備するにはあまりに時間がない。それに、我々のエースだったスコット・マクローリンがDJRチーム・ペンスキーへの移籍を決断したのも、ボルボの発表が背景にあったことは想像に難くない。彼の代わりに誰を起用するかも、この決定次第で遅れる可能性が出てくるのだ」と、バリー・ロジャース。

 そのドライバー候補としては、今季限りでホールデンのワークス指定チームであるHRTを放出されることが決まったベテラン、ガース・タンダーが有力候補のひとりに挙げられている。

 また、ギャリー・ロジャースは「2018年シーズンに向け、ボルボに代わる新たなマニュファクチャラーを見つけ出す」ことこそが、チームの最大のミッションである、とも語っている。

参戦3年目の今季は、マクローリンが選手権3位でシーズンを終えている
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チームオーナーのギャリー・ロジャースはマシンスイッチの猶予が与えられなかった状況を考慮するよう訴える
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