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スーパーGT ニュース

投稿日: 2020.11.29 13:00
更新日: 2020.11.29 13:54

K-tunes RACING 2020スーパーGT第8戦富士 予選レポート

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スーパーGT | K-tunes RACING 2020スーパーGT第8戦富士 予選レポート

K-tunes RACING
2020.11.28-29
FUJI SPEEDWAY
Round.8
富士 予選

苦戦予想を見事に裏切り、阪口晴南が予選4位を獲得

 例年より3カ月半遅れで開幕した2020 AUTOBACS SUPER GTシリーズも、ついに最終戦を迎えました。場所は今シーズン4度目の開催となる富士スピードウェイ。

 K-tunes Racingは、これまで富士スピードウェイを苦手としてきました。LEXUS RC F GT3との相性が悪く、そのパフォーマンスを発揮できなかったからです。今シーズン第2戦では予選26位というワースト記録も叩き出しています。

 それから約4カ月、ダンロップタイヤのデータは増え、ドライバーもエンジニアもノウハウを重ね、そして季節は晩秋となり気温が低下しまています。それらの要素がどのように絡み合い、タイムへ影響することになるのか?

 今シーズンのK-tunes Racingは苦しい戦いが続き、最高位は第4戦の4位で、第7戦まで表彰台に上がることができませんでした。第6戦の5位と併せて、入賞も2回だけ。シリーズランキングでも15ポイントで16位となっていて、すでにチャンピオンの可能性はありません。

 その苦闘を続けたシーズンの締めくくりは、やはり来シーズンへとつながる戦いに、仕上げてもらいたいところです。期待感が高まる成果が欲しいですね。

 予選を前にした午前中の公式練習、K-tunes 96号車はなんと4番手タイムをマークします。予想外の好結果です。ただ油断は禁物です。予選シミュレーションのアタックをしていないチームもあることでしょう。

 そして予選Q1、新田守男選手がセッション開始と同時にコースイン、タイヤのウォームアップのために周回していきます。そして3周を使い予選タイムアタックへ。そのタイムは1分36秒317で、その時点では2位となりました。さらに2度目のアタックで1分36秒244までタイムアップしましたが、最終的には予選Q1は3番手となりました。

 その新田守男選手の情報から、マシンのセットアップをさらに煮詰め、予選Q2へ阪口晴南選手が向かいました。そのアタックラップは1分35秒342で、見事コースレコードを記録。ただし6位までがコースレコードとなり、K-tunes Racing 96号車は予選4位という結果になりました。この順位は、富士スピードウェイでの予選ベストリザルトです。

 明日の決勝レースでどんな走りをみせてくれるのか? 今シーズン最後のレースに注目してください。

■コメント
新田守男

「想定していたよりも気温も、路面温度も下がっていたので、あまりいいイメージではなかったんです
が、セットアップを詰めていってQ1で3番手のタイムを出すことができました。明日の決勝をいい形で締めくくりたいですね」

阪口晴南

「厳しい戦いになると予想していたんですが、午前中、新田選手のQ1と良いタイムが出て、セットアップを調整し続けたことで、コースレコードを出すことができました。GT3のトップタイムなので満足ですね」

2020年スーパーGT第8戦富士 K-tunes RC F GT3(新田守男/阪口晴南)
2020年スーパーGT第8戦富士 K-tunes RC F GT3(新田守男/阪口晴南)
2020年スーパーGT第8戦富士 K-tunes RC F GT3(新田守男/阪口晴南)
2020年スーパーGT第8戦富士 K-tunes RC F GT3(新田守男/阪口晴南)


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