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スーパーGT ニュース

投稿日: 2023.06.05 19:39

スバル/STI 2023スーパーGT第3戦鈴鹿 決勝レポート

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スーパーGT | スバル/STI 2023スーパーGT第3戦鈴鹿 決勝レポート

2023.06.04 – SUPER GT 第3戦 鈴鹿サーキット・決勝

予選順位:1番手
決勝順位:6位
Team Ranking:-位
Driver Ranking:-位

赤旗中断からのレース終了で6位ゴール

 2023年スーパーGT シリーズ第3戦『SUZUKA GT 450km RACE』の決勝レースが6月4(日)三重県鈴鹿市の鈴鹿サーキットで3万3000人の観客を集めて開催されました。

 スーパーGT第3戦は450kmの距離で2回のピットイン、給油が義務付けられています。そのため、チームによって作戦が異なり、戦略的な見応えもあります。SUBARU BRZ GT300はポールポジションからのスタートです。

 チームの作戦は山内英輝でスタートし、最初のピットインではドライバー交代をしないWスティント作戦です。そして2回目のピットインで井口卓人に代わり逃げ切る戦略で臨みました。

 スタートから山内は期待どおりに後続を引き離す走りを披露します。6周目には2番手に8.024秒のリードをつけますが、他のマシンのアクシデントでFCY(フルコース・イエロー)となり、その時点では26.244秒ものリードがありました。しかしFCYからSC(セーフティカー)へと変わってしまいリードを失います。

 ストレート上で停止し、並び直してからレースは再開されます。山内は再開後も快調な走行を見せ、再びリードします。レース再開からわずか8周で2番手に7.311秒の差をつける快走です。

 最初のピットインでは給油とタイヤ2本を交換して再スタートしますが、順位は13番手に下がりますが、井口に交代する時は3番手までに順位を挽回しました。

 交代した井口がコースに戻ると11番手です。井口も徐々に順位を戻し、47周目には6番手まで順位を戻します。トップ3台よりも速いペースで走行していたので、レース終盤にはトップに追いつく展開が予想できました。

 ですが、複数台のマシンが絡むクラッシュが発生し、赤旗中断となり、レースはそのまま終了となりました。

山内英輝

「優勝はできませんでしたが、まずはポイントが取れて良かったです。昨年の鈴鹿は、ポイントが取れず苦戦していましたからね。序盤の展開を見れば勝てたレースだと思いますが、SCもあり悔やまれる部分もありました。でもマシンには速さがありますし、ここからもう1回みんなで頑張りたいと思います」

井口卓人

「最後までレースができていたらどうなっていたかなという気持ちはありますが、去年は苦戦していたので、良い展開に持ち込めて良かったです。マシンもタイヤもレベルが上がっているので、富士に向けて優勝できる準備をしていきたいと思います」

小澤総監督

「セーフティカーのリスクは十分承知していますが、タイミングが悪かったですね。でも450kmを半分の距離で考えたチームはタイムが落ちてきていたので、最後までいけばトップを追い詰めることができた展開でした。作戦としては悪くなかったと思います。次戦の富士スピードウェイは得意としてきているサーキットなので、ポールポジションから逃げ切り優勝という黄金パターンに持っていきたいです」

次戦は8月5日(土)、6日(日)に静岡県小山町の富士スピードウェイで第4戦が開催されます。速さを取り戻したBRZ GT300の応援をお願いします。

2023スーパーGT第3戦鈴鹿 SUBARU BRZ R&D SPORT(井口卓人/山内英輝)
2023スーパーGT第3戦鈴鹿 SUBARU BRZ R&D SPORT(井口卓人/山内英輝)
2023スーパーGT第3戦鈴鹿 SUBARU BRZ R&D SPORT(井口卓人/山内英輝)
2023スーパーGT第3戦鈴鹿 SUBARU BRZ R&D SPORT(井口卓人/山内英輝)


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